Essential Beauty Needs宅配食の選び方|栄養士の視点

高齢の親への宅配食

本人は、
困っていると言わない。宅配食のおすすめ|高齢の親に送る宅配弁当

帰省したときに冷蔵庫を開けて気づくことがあります。同じ惣菜が続いている、野菜がない、賞味期限が切れている。本人は「ちゃんと食べている」と言います。

和食の献立
食品ごとの数値はカルシウムの多い食品一覧表で確認できます。

高齢の親への宅配食|結論だけ知りたい方へ

受け入れるか分からない段階で定期を契約すると、断られたときに困ります。まず都度購入で1セット送って、反応を見てください。

定期の縛りなし・制限食もやわらか食も健康直球便 見る > 項目別に段階を選べるメディカルフードサービス 見る >

気づきにくいサイン

1
同じものが続いている献立を考えるのが負担になっている状態です
2
肉や魚が減っている調理が面倒な食材から落ちます。たんぱく質が不足します
3
味が濃くなった味覚が変わってきているサイン。塩分の摂取量が上がります
4
食べる量が減った「もう年だから」で片付けられがちですが、噛む力が落ちている可能性があります

噛む力や飲み込む力に不安がある場合はやわらか食のページを先に読んでください。通常の宅配食では対応できません。

何を基準に選ぶか

状況選ぶもの
血圧の薬を飲んでいる塩分が管理されているもの
食が細くなってきた1食で栄養が完結するもの
噛みにくそうやわらか食・ムース食に対応しているもの
医師から制限が出ている項目別に段階を選べるもの
冷凍庫が小さい食数を少なく設定できるもの

制限が出ている場合

高血圧、糖尿病、腎臓病など医師から指示が出ている場合は、項目ごとに段階を選べるサービスが確実です。「減塩」と一括りにされているものだと、指示された数値に合わない場合があります。

栄養価管理制限食全国配送

メディカルフードサービス

総出荷600万食

消費者庁の指針に基づいて栄養価を管理した宅配弁当。エネルギー、塩分、たんぱく質、それぞれを「かなり抑える」「少し抑える」の段階別に選べるのが他社との違いです。凍結含浸法という特許技術のやわらかシリーズも扱っています。創業15年以上の専門企業。

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シリーズ累計5,300万食。専門医が監修し、管理栄養士が献立を作成しています。ヘルシー御膳は1食200kcal、食塩相当量2.2g以下。骨取り魚を使うなど食べやすさへの配慮もあります。管理栄養士に相談できる窓口があるのが特徴です。

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受け入れてもらう伝え方

「栄養が足りていないから」と言うと、たいてい拒否されます。世話をされる側になったと受け取られるためです。

効くのは「私が食べてみて良かったから送る」という形です。自分のために選んだものを分けるという構図にすると、受け取りやすくなります。1度自分で食べておくと、味の説明もできます。

  • 「体のため」ではなく「作るのが面倒な日のため」と伝える
  • 最初は少ない食数で。冷凍庫が埋まると次から断られます
  • 温め方を紙に書いて同封する。口頭では忘れられます

宅配弁当を送る前に確認する5つ

良かれと思って送っても、条件が合わないと食べられずに終わります。注文前に確認してください。

確認することなぜ確認の方法
冷凍庫の空き10食は家庭用冷凍庫の半分を占めます帰省時に実際に開けて見る
電子レンジのワット数温め時間の換算に必要です本体の表示を写真に撮る
受け取れる時間帯冷凍便は再配達になります日中在宅かどうかを聞く
食べられない食材アレルギーだけでなく好き嫌いも過去に残したものを思い出す
薬の飲み合わせワルファリン服用中は納豆・青菜に制限があることもお薬手帳を確認する

最後の項目は見落とされがちです。服薬によって食事に制限が出ている場合があります。不明な場合は主治医か薬剤師に確認してください。

断られたときの対処

「そんなものは要らない」と言われるのは珍しくありません。理由は栄養ではなく、感情の側にあります。

1
まず理由を聞く「もったいない」なのか「世話をされたくない」なのか。対処が変わります
2
費用の話をしない「私が払うから」は、余計に受け取りにくくさせます
3
自分が食べたものを送る形にする「美味しかったから分ける」という構図なら受け取りやすい
4
1回だけと伝える定期ではなく1セットだけ。継続を前提にしないこと
5
感想を聞く食べた後に聞くと、次の判断材料になります

送り続けるかどうかの判断

1回送って終わりにするか、継続するか。次の3点で判断してください。

  • 食べたかどうか。冷凍庫に残っているなら、味か量が合っていません。別のサービスを試すか、一度やめる
  • 買い物の回数が減ったか。減っていれば負担軽減になっています。増えていれば、宅配弁当は補助として機能していません
  • 本人が次を求めるか。「また送って」と言われたら継続。何も言われない場合は、一度聞いてみてください

自治体の支援も併せて確認する

市区町村によっては、高齢者向けの配食サービスを実施しています。安否確認を兼ねていることが多く、市販の宅配弁当にはない利点です。

条件や価格は地域で全く違うので、地域包括支援センターに問い合わせてください。週3回など回数が限られる場合が多いため、足りない日を市販の宅配弁当で埋める組み合わせが現実的です。

違いと使い分けは配食サービスとの違いにまとめました。

口の状態も食事に関わる

食べる量が落ちてきた原因が、歯や歯ぐきの状態にあることは珍しくありません。噛むと痛い、入れ歯が合わない。そうなると柔らかいものだけを選ぶようになり、肉や魚が減っていきます。

食事の内容を整えるのと同じくらい、口の中の手入れは大切です。気になる症状がある場合は、まず歯科を受診してください。毎日の歯みがきは、1本で済むものにすると続けやすくなります。

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